第2話「伝説の魔界竜蛇と3体の部下」

※このストーリーはルナ・ベリルがうる覚えの体験した物あり
 また登場人物、団体、場所等は架空のものです。


私は星澤美優鈴(ほしざわ みゆりん)
アニメ・ゲーム好きなごく普通の女の子です。
特にネットゲームなんかが好きでもハンドルネームは
「ルナ・ベリル」と言う永遠の20代後半の女子

ネットの世界じゃよく「おじ」とか「ネカマ(笑)」等言われるけれど
私の身近な周りの仲間がよく私を支えてくれて一緒に遊んでくれるの。

◆前回のあらすじ◆

あれから私、母校の同級生女友達の真奈美ちゃんに
超大作RPGのネトゲを進められひとまず体験版から始めた私

インストール時間が思ったよりも長すぎて1日かかってその次の日
しれっとずる休みしました。

その日の昼間はスタート地点である5つの神像がある神殿の部屋で
種族選びの時、なぜか声かけられた少女に「丸々太ったおっさんの像」を勧められたけれど
始めたばかりでよくわからないし、私は「いかにもぬいぐるみみたいな像」を選びました。

そして私はルナ・ベリルとして超大作RPGのネトゲを始めて
とてもふわふわ可愛らしい姿になり冒険が始まった。

【プリンレードの街】というテーマパークが主になっている最初の拠点

これからどんな冒険が待っているのかな。。


───

第2話「伝説の魔界竜蛇と3体の部下」

───

1)友達との合流

【ネットの世界】

あれから数時間序盤のレベル上げしつつ、
ルナ・ベリルはだいぶいい感じに上がりました。

プリンレードの街にあるギルドもいくつか簡単な依頼をこなし
ゴールドや経験値を獲得しました。

昼間はほとんどレベル上げなど集中してたので未だにまともな
メインは進んでなかったという。


そして夜。

母校の同級生女友達の真奈美ちゃんからDMが来た。

美優鈴「こんばんわ。勧められたゲームあれからレベル上げしてました。」

真奈美「お疲れさま、そういえば今どの場所? 合流したいけれど」

美優鈴「プリンレードの街という場所にいます。」

真奈美「えっ!? ということはふわもこ種族になったんだね。」


真奈美ちゃん、驚いてたけれど私と違う種族選んでたらしいです。
彼女の方、聞くには「鉱石と科学の街・ラグニアース」という所
私とは別種族が住む街みたい。

真奈美「じゃあ分かった、今転送石使ってそっち向かうね。」

ルナ・ベリル「・・・転送石ってなんでしょ?」

私は一瞬考えこんだ
プリンレードの街にそんな装置の石があるのかって。


そして待つこと数分

緑肌の女の子「えー、すみません、ルナ・ベリルさんですか?」

ルナ・ベリル「え? はい そうですけれど」


可憐な緑肌の女の子に声かけられた。
どうやら別種族の人みたいだ。


緑肌の女の子
「おお、会えました 私、チャシー=エミルクレイス
 さっきDM送った真奈美です」


私は一度確認して合言葉も言ってみたらなんと本人だった
ネットゲームの世界はなりすまし等とかも存在もいるから
私自身色々用心深いところもあった。

チャシー「数分かかってごめんなさいね、色々準備に手間取っちゃって」

ルナ・ベリル「大丈夫です、所で緑肌なのは何故です?」


チャシーが言うには自然の大地と科学の力を持つ種族
神殿のあったあの「丸々太ったおっさんの像」の所だったらしい

神殿であった突然かけられた少女が勧められるのも納得いく可愛さだった。


チャシーがいる種族のエリアは鉱石関係の洞窟や自然の大地
なかなか興味深い場所まであることを教えてくれた。
きっとあの像の姿にも色々深い意味あったかもしれない(笑)


2)いきなり大難関な依頼!?


チャシー「まだメイン進めてないっけ?」

ルナ・ベリル「うん、レベル上げしてた」

チャシー
「どれどれ・・・!? えっ 20!!
 もう序盤進められますよ、行きませんか?」

ルナ・ベリル「はい。」


そんなわけで。チャシーと一緒に
プリンレードの街のギルドで大きな依頼挑戦する事に。

その依頼内容は

「はるか北にある洞窟に伝説の魔界竜蛇と
 3体のその部下が住み着いている事
 大きな国の兵士も相当手こずって今も解決されてないという」

 依頼内容の賞金報酬も大金で出されていた。


ルナ・ベリルはあんな伝説の魔界竜蛇に勝てるのと不安を抱えたが
チャシーはにっこりと余裕な励ましをしてくれた。

いや本当に大丈夫かなって思ったの。

とりあえず最初の大難関と思い依頼を受けた。


3)情報収集


伝説の魔界竜蛇の事を聞くため色々
プリンレードの街にいる住人に聞いた。

情報収集で得たもの


★配達人の行方
ここに来る配達人が方向間違えて
あの洞窟に入っていまだに出てこない

★伝説の魔界竜蛇の3体の部下
伝説の魔界竜蛇の3体の部下がテーマパークのにある
遊戯装置をこっそりいじっていたずらをする
ちなみに宇宙人っぽい姿をしてる

★見習い芸人の子供の親が人質
見習い芸人の子供の親がかつて伝説の魔界竜蛇を
退治に行ったらしい、その時3体の部下の手により
捕獲されてる状態らしい、目当ては金物との引き換え。

★そのほか
伝説の魔界竜蛇に対する愚痴と「なんとかしろー」の
発言ばかりだった、よほどこの街にとって目に余る存在だろうか。


ルナ・ベリル「こんな所かな、後は何が必要なんでしょう」

チャシー
「この街を出た西のエリアに
 立ち入り禁止の洞窟あるけれど
 そこの管理している師匠が何か知っているかもしれないですね。」


チャシーもにっこりしながら情報収集を言った。

私は早速装備や消耗品を準備して行く事にした。


4)西の洞窟の管理する師匠


今や立ち入り禁止している洞窟の管理する師匠が居ると聞いて
向かった私はその目の前に来た。


ルナ・ベリル「こんにちはー…いらっしゃいますか?」

扉を開けて中をのぞくと
本などが積み重なってたり色々作業的な雰囲気な部屋になってた

どうやら留守みたいだ


チャシーにwisをする。


( ルナ・ベリル「師匠居ないですね、どうしよう」)

( チャシー「その奥にある広間あるでしょ? 多分そこにいると思う」)


広間は当然立ち入り禁止になっている
入るとおこられるかな・・・


( ルナ・ベリル「たちはいったらおこられて怖いよ・・・」 )

( チャシー「大丈夫大丈夫♪」)

何か知ってるかのように軽々というチャシー

恐る恐る広間に入った  そこには・・・


とんがり帽子の青年「・・・! 誰だい?」

ルナ・ベリル「はわわ、すみません、ちょっと人捜してて」

とんがり帽子の青年「そうか、ちょっと待っててくれ。」


とんがり帽子の青年が魔法陣らしきものを出して
周りの魔物を撃退させた


とんがり帽子の青年
「すまない、ここの立ち入り禁止の広間は
 君のような冒険者じゃまだ無理だ、モンスターもとてつもなく強い
 ・・・ここに来たというのは僕に何か用です?」


ルナ・ベリルは伝説の魔界竜蛇と3体の部下について話した。


とんがり帽子の青年
「…あれか、僕ですらなかなか対処できない
 あんな依頼出すギルドマスターも余程らしいな
 ・・一つ手はある。」

伝説の魔界竜蛇に対抗する手があるらしい
やつがいる場所は天井もなく太陽も見える場所

そこで日が昇る時間(ゲーム内)にそれを対抗する
魔力が籠ったの光が出現するらしい。
それを狙えば撃退できる

だが伝説の魔界竜蛇は頭賢いのか特定な条件で顔を出さないという。

その条件は3体の部下に挑まなければならないという
伝説の魔界竜蛇は強者には興味あるみたいだ。


とんがり帽子の青年
「僕が知っている所はそれぐらいだ
 くれぐれも伝説の魔界竜蛇はこの世界でとてつもなく強い
 気を付けていくんだ。」


チャシーにwisする

( ルナ・ベリル「貴重な情報収集終わりました」)

( チャシー
「いいね! じゃあいったん街に戻って
 これからどうするか決めよ」 )


ルナ・ベリルはプリンレードの街に戻った。
リアル時間もかなり遅くなったので続きは明日にする事に

チャシーとゲーム内フレ登録も済ませログアウトした。


【現実世界】


美優鈴「いっけない・・・もうこんな時間になってたんだ」

あれからハマってしまったのか
すでに生活時間的に1時間半オーバーしてしまった。

美優鈴は明日の支度を済ませ眠りについた。

超大作RPGはすごいね・・・時間あっという間に過ぎる

美優鈴は今後の生活に支障出ない程度に遊ぶことを誓ったのであった。


第3話へ続く

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